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Explzh オンラインヘルプ
Last modified: 2023/03/05 Unicode 名のファイルを圧縮できる形式
書庫内ファイル名に Windows で使えないファイル名文字を含む書庫について
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':*?"<>|' の文字を含む格納ファイルや、Windows で使えない AUX, CON, NUL, PRN, COMx, LPTx (x は数字の0~9) の格納ファイル名文字を含む書庫についても v.7.61 以降のバージョンから展開できるようになっています。(AUX, CON, NUL, PRN, COMx, LPTx は、"AUX => _UX , CON => _ON , NUL => _UL" 等と変更して展開されますので注意してください)
macOS で作成された ZIP を 文字化けしない ZIP へ変換 できます。
(UTF-8 NFC へエンコーディング変換)
【UTF-8 ZIP について】
古いアーカイバでは UTF-8 に未対応で、それらのアーカイバで UTF-8 ZIP の解凍を行った場合、文字化けして展開されるので注意が必要です。
Windows10/11 の圧縮フォルダは UTF-8 には対応していますが、macOS 上で作成した ZIP の2バイトファイル名文字の展開では文字化けします。 (下記の文字化け例参照※)
が、しかしこれは、OS 間の文字コードの問題でも ZIP圧縮フォルダの問題でもなんでもない、macOS で作成される ZIPの ヘッダがおかしいのが根本原因です。(macOS の ZIP は UTF-8フラグが存在しない)
※文字化け例
【Windows10/11 の「ワールドワイド言語サポートで Unicode UTF-8を使用」にした場合のアーカイバの挙動について】
解凍時にマルチバイト文字のファイル名で文字化けする場合があります。FAQ の こちら を参照なさってください。
Explzh では UTF-8 を自動判別しています。書庫作成元のアプリケーションのロケールと解凍時のシステム ロケールが同じであれば文字化けしません。 (UTF-8、UTF-8-MAC(NFD)、UTF-16 でエンコーディングされたファイル名文字の展開について文字化けすることはありません)
Unicode 版 LZH(LHA)書庫
- LHA(LZH)の圧縮で PC のデフォルトのテキスト文字セットで表現できないファイル名文字が含まれる場合には、Unicode 版 LZH 形式書庫が作成されます。
この Unicode 版 LZH 形式書庫は UNLHA32.DLL 互換の Unicode 版 LZH 書庫となり、内蔵エンジン・Unlha32.dll どちらを使用の場合でも展開が可能です。
- Windows10 の「ワールドワイド言語サポートで Unicode UTF-8を使用」にした環境では拡張ヘッダ(UNLHA32.DLL 互換)を利用した Unicode (UTF-8) LZH が作成されます。(拡張ヘッダの詳細については UNLHA32.DLL のパッケージ内の ”HEADER.TXT”をご覧ください)
Unicode 版 ZIP (互換形式を含む) 書庫
Unicode 版 CAB 書庫
- CAB の圧縮では、PC のデフォルトのテキスト文字セットで表現できないファイル名文字が含まれる場合には、キャビネットの仕様に基づいて Unicode 版 CAB が作成されます。
- Windows10/11 の「ワールドワイド言語サポートで Unicode UTF-8を使用」にした環境でも正しいヘッダ (Microsoft Cabinet の仕様に準拠) で UTF-8 キャビネット書庫が作成されます。
Unicode 版 RAR 書庫
- RAR は Unicode の圧縮展開に対応しています。
Unicode 版 7z 書庫
- 7z は Unicode の圧縮展開に対応しています。
Unicode 版 Tar (.tar.xxx) 書庫
- Tar (.tar.xxx) は Unicode の圧縮展開に対応しています。*tar32(64).dll は Unicode に未対応です(UTF-8 には対応)。
- Unicode 版 Tar (.tar.xxx) 書庫は Explzh から圧縮展開の操作が可能です。
Unicode ファイル名で格納された ISO 、UDF イメージファイル
- Unicode ファイル名の展開に対応しています。
関連項目: Windows の制限の 260 文字を超える長いパスネームへの対応
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