Explzh オンラインヘルプ
Last modified: 2022/11/13 パスワード マネージャー Ctrl + Shift + P or (Shift + F8)
ZIP,7z, RAR形式の暗号化書庫のパスワードを一元管理します。※ Ver.8.07 以降
マスターパスワードについて
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[マスターパスワード] (PIN) を指定しておくことで、一度開いた暗号化書庫は1回のマスターパスワードの入力で、再びパスワードを入力をすることなく暗号化書庫の操作ができてとても便利です。
[マスターパスワード] (PIN) は「他人に推測できない、自分だけがわかるなるべく簡単なキー」が便利ではないかと思います。キー(PIN)はAES暗号化して保存され、指定後も自由に変更可能です。(マスターパスワードは英数記号文字255文字まで指定可能です)
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マスターパスワードは、できれば PC 上には保存せず、USB メモリ等の PC 外部の記録媒体や、自身の脳内(記憶)に保存して管理されることを推奨します。
(パスワードのデータはすべて AES 暗号化保護して保存されます。)
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暗号化書庫を作成する場合、 暗号化書庫作成時のパスワードは「ワンタイムパス生成」からランダムにパスワードを生成したもの を指定することをお勧めします。
パスワードは紙に書いて保存する必要も、無理して記憶する必要も、また解凍する度にコピーペーストする必要もありません。 (クリップボードにパスワードの履歴が存在することは、セキュリティ上あまりよくありません。)
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マスターパスワードを入力し認証された後は、Explzh のプロセスが終了するまで、他の Explzh プロセス(複数あれば)も同時に全て認証された状態になり、
全ての Explzh プロセスが終了するまで、Explzh プロセス間でパスワードは強固なセキュリティの元で共有され、全ての Explzh プロセスがパスワードレスでパスワード書庫の操作を行えるようになります。
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一度開いたパスワード付き暗号化書庫は、SMB 接続できるネットワークや、外部 SSD(HDD)に移動しても(パスワードを忘れることはありません。パスワード付き暗号化書庫はファイルのハッシュ値で管理し(v.8.38 以降)、記憶します。
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書庫のパスワードは定期的に [エクスポート] して適当な場所へ保存しておくことを強く推奨します。
【暗号化された書庫ファイル】リスト
暗号化書庫ファイルの一覧が表示されます。
あらかじめ [マスターパスワード] を指定しておくことで、Explzh を起動する以前に開いた「暗号化書庫の履歴」もリスト表示されます。
リスト表示された暗号化書庫の項目をダブルクリック、または Enter キーを押すことでその暗号化書庫を開くこともできます。
【ファイル検索】ボタン
暗号化書庫ファイルの一覧からファイル名を検索します。
検索するには、まず【ファイル検索】ボタンの左にあるテキストボックス内に検索したいファイル名文字を入力し、【ファイル検索】ボタンをクリックしてください。
検索文字には「ワイルドカード(? * など)」も使えます。
【password】テキストボックス
暗号化書庫一覧の選択項目のパスワードが表示されます。
【Copy】ボタン
暗号化書庫一覧の選択項目のメモリ内のパスワードをクリップボードにコピーします。
【Clear】ボタン
暗号化書庫一覧の選択項目のメモリ内のパスワードをクリアします。
【パスワードをマスクしない】チェックボックス
暗号化書庫一覧の選択項目のパスワードの表示方法を切り替えます。初期時はアスタリスクされて表示され、トグルで機能します。
【存在しない書庫のパスワードを保存】チェックボックス
チェックした場合、パスワードデータに保存された、「存在しない暗号化書庫ファイルのパスワードデータ」の情報も取得して表示します。
万一、パスワードが一致しないなどのエラーが発生した場合、「存在しない暗号化書庫ファイルのパスワードデータ」(アイコンで確認できます)のデータからパスワードを確認し、
存在すればそのパスワードが一致する可能性があります。
※「存在しない暗号化書庫ファイルのパスワードデータ」は、バックアップのハッシュデータが一致しないなどの理由で利用されなかった為、万一の為にバックアップされたパスワードのデータです。(パスワードが記録されています。万一の場合、あなたの大事なデータを復旧できます。)
デフォルトでは「表示しない」にしていますが、チェックしておいた方がよいかもしれません。
【マスターパスワードを使う】チェックボックス
チェックした場合、[マスターパスワード] の新規設定や変更を行う[マスターパスワード設定] ボタンが有効になります。
【マスターパスワード設定】ボタン
[マスターパスワード] (PIN) の設定を行う「マスターパスワードの確認」ダイアログが表示されます。
[マスターパスワード] (PIN) は 是非、指定しておくことをおすすめ します。
【エクスポート】ボタン
現在の状態のメモリ内に記憶されたパスワードデータを、テキストファイルにし、更に暗号化ZIP(マスターパスワードで開けます)にして保存します。
エクスポートされた ZIP 暗号化書庫は パスワードを変更 してご自身で厳重に管理なさってください。
※エクスポート後、同時に %Appdata%\user_name\Explzh\ へ passwordyyyymmdd-hhmmss.dat のバックアップも保存されます。何らかの原因でパスワードデータが壊れた場合、
この passwordyyyymmdd-hhmmss.dat をインポートすることでパスワードマネージャのデータを復旧できます。
【インポート】ボタン
Explzh でエクスポートしたテキストのパスワードデータや、%Appdata%\user_name\Explzh\password.dat (AES暗号化されたパスワードデータ) からインポートすることができます。
インポートされるデータは既存のメモリ内のパスワードデータに追加されます。(既存のメモリ内のデータへマージされます)
関連項目: マスターパスワード入力画面(暗号化書庫用)
関連項目: ZIP 書庫の暗号化
関連項目: ZIP 書庫の暗号化解除
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