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Explzh - オンラインヘルプ



Last modified: 2025/07/29

Unicode 名のファイルを圧縮できる形式


■書庫内ファイル名に Windows で使えないファイル名文字を含む書庫について
  • ':*?"<>|' の文字を含む格納ファイルや、Windows で使えない AUX, CON, NUL, PRN, COMx, LPTx (x は数字の0~9) の格納ファイル名文字については、"AUX => _UX", "CON => _ON", "NUL => _UL" 等とファイル名を Windows 上で使えるファイル名に変更して展開されますので注意してください。 また、ファイル名の先頭文字が半角スペース (0x20) の場合、Windows で支障がないようにアプリ側で自動的に取り除いて展開します。
    外部参照: ファイル名の先頭に半角スペース

    ヒント macOS で作成された ZIP を 文字化けしない ZIP へ変換 できます。 (オプションで UTF-8 NFC へエンコーディング自動変換することも可)

    【ヘッダに UTF-8 フラグのない ZIP】
    Windows10/11 のエクスプローラは UTF-8 には対応しているのですが、macOS で作成した ZIP の日本語すべての2バイト文字の解凍で文字化けします。

    ※文字化け例



    【Windows10/11 の「ワールドワイド言語サポートで Unicode UTF-8を使用」にした場合のアーカイバの挙動】
    解凍時にマルチバイト文字のファイル名で文字化けする場合があります。FAQ の こちら を参照なさってください。

    ヒント Explzh では UTF-8 を自動判別しています。書庫作成元のアプリケーションの文字エンコーディングと解凍時の文字エンコーディングが同じであれば文字化けしません。

■LZH
  • LHA(LZH)の圧縮で PC のデフォルトのテキスト文字セットで表現できないファイル名文字が含まれる場合には、Unicode 版 LZH 形式書庫が作成されます。 この Unicode 版 LZH 形式書庫は UNLHA32.DLL 互換の Unicode 版 LZH 書庫となり、内蔵エンジンUnlha32.dll どちらを使用の場合でも展開が可能です。
  • Windows10 の「ワールドワイド言語サポートで Unicode UTF-8を使用」にした環境では拡張ヘッダ(UNLHA32.DLL 互換)を利用した Unicode (UTF-8) LZH が作成されます。(拡張ヘッダの詳細については UNLHA32.DLL のパッケージ内の ”HEADER.TXT”をご覧ください)
■ZIP
■CAB
  • CAB の圧縮では、PC のデフォルトのテキスト文字セットで表現できないファイル名文字が含まれる場合には、キャビネットの仕様に基づいて Unicode 版 CAB が作成されます。
  • Windows10/11 の「ワールドワイド言語サポートで Unicode UTF-8を使用」にした環境でも正しいヘッダ (Microsoft Cabinet の仕様に準拠) で UTF-8 キャビネット書庫が作成されます。
■RAR
  • RAR は Unicode の圧縮展開に対応しています。
■7z
  • 7z は Unicode の圧縮展開に対応しています。
■Tar (.tar.xxx)
  • Tar (.tar.xxx) は Unicode の圧縮展開に対応しています。*tar32(64).dll は Unicode に未対応です(UTF-8 には対応)。
  • Unicode 版 Tar (.tar.xxx) 書庫は Explzh から圧縮展開の操作が可能です。
■ISO、UDF イメージファイル
  • Unicode ファイル名の展開に対応しています。


関連項目:Windows の制限の 260 文字を超える長いパスネームへの対応