Explzh - オンラインヘルプ
Last modified: 2022/11/13 CAB-SFXの作成時ダイアログボックスの各項目の説明
■CAB32.DLL 版自己解凍書庫の指定例
細かい設定が必要でない場合は、そのまま [OK] ボタンで標準の自己解凍書庫が作成できます。
※ 自己解凍書庫は解凍ツールを持っていない人に渡しても問題なく解凍できます。
以下は、既存の各設定を利用して自己解凍書庫を作成する例です。

※ここでは、この "Explzh" の配布パッケージの指定例を参考に説明します。
■解凍時のタイトル
SFX 実行時に表示されるダイアログのタイトルを設定します。
■解凍メッセージ
解凍時に表示したいメッセージを指定します。
■解凍先のフォルダ
■標準の解凍先フォルダ
解凍先ディレクトリの初期値を指定したい場合に設定します。設定されていない場合は、SFX のあるディレクトリ (SFX にとってのカレント) が初期値として表示されます。
展開先ディレクトリには、
%common%-> \Program Files\Common Files\
%program%-> \Program Files\
%system%-> \Windows\System\ (\Winnt\System32\)
%windir%-> \Windows\ (\Winnt\)
%temp%-> 環境変数の作業フォルダ
の変数がそれぞれ指定できるようです。
(注:CAB32.DLL 付属のテキストには説明がないので正式サポートでない可能性あり)
■解凍時に解凍先フォルダを問い合わせない
このチェックボックスをチェックする事で、解凍先参照ダイアログを表示する事なく、「標準の解凍先フォルダ」で指定された解凍先に解凍されます。
■指定プログラムの自動実行
解凍後、実行するファイルを指定します。
■解凍後、実行または開くファイル名
展開後に自動的に実行したいプログラム等がある場合には、ここで設定します。
※例では Explzh のインストーラ (install.exe) を指定しています。
■プログラム終了後、解凍されたファイルを削除する
展開後に自動実行したログラム終了後、展開したファイルをすべて削除したい場合に指定します。
この例のように作成されたキャビネット版自己解凍書庫を実行すると、
1.SFX 実行後、すべての格納ファイルは環境変数 TEMP に展開され、
2.その後、自動的に (展開された) install.exe が実行され、
3.install.exe 終了後、TEMP に展開されたすべてのファイルは削除される。
の順に処理されます。
【注意】
上記各ダイアログボックスは 1999年7月現在での CAB32.DLL の最新版(0.84)のものです。それ以降の CAB32.DLL をお使いの環境では仕様変更されている事も予想されますので、その場合には注意が必要です。
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