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Last modified: 2025/08/01 大容量書庫ファイルへの対応
■LZH
4GB を超えるファイルの圧縮・展開に対応しています。
■ZIP
4GB を超えるファイルの圧縮・展開に対応しています。
書庫や圧縮元のファイルサイズが 4GB を超えてしまう場合や、圧縮しようとするファイルの総数が 65535個 以上の ZIP となる場合は ZIP64 ヘッダを利用した ZIP 書庫が作成されます。
※ZIP(gzip) の圧縮は pigz ライブラリを利用しており、圧縮速度に関してはこのクラスではおそらく最速の部類のライブラリです。
※*.msix (Windows アプリ パッケージ形式) などのように、サイズやファイル数に関係なく、ヘッダ自体が zip64 形式の書庫も例外的にあります。
APPNOTE.TXT - .ZIP File Format Specification
■TAR
8GB を超えるファイルの圧縮・展開に対応しています。
ASCII 8進数の12桁の文字フィールド(ファイルサイズやUnix時刻データフィールド)では、数値を 8GB までしか扱えない制限がありますが、これらは base-256 表現に従って 64ビットのデータに変換し、8GBを超えるビッグサイズデータも扱える tar 書庫が作成されます。(v.8.89以降)
※.tar.xx は一回の操作で作成できます。圧縮率を優先したい場合は xz形式、Zstandard や gzip は速度優先で処理されます。
GNU Extensions to the Archive Format
■CAB
2GB までのファイルの圧縮・展開に対応しています。
2GB を超える圧縮や展開には対応していません。これはキャビネットファイルのヘッダの仕様です。
■RAR
4GB を超えるファイルの展開に対応しています。
■7z
4GB を超えるファイルの圧縮・展開に対応しています。
■ISO、UDF
4GB を超えるイメージファイルの展開に対応しています。
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